緊急避妊法には、緊急避妊ピルを服用する方法や銅付加子宮内避妊具(IUD)を子宮内に入れる方法などがあります。それぞれ、排卵を遅らせる、受精卵の着床を防ぐことにより妊娠を避けますが、「緊急」という名前がついているように、
緊急避妊ピルの服用は無防備な性交後72時間以内(3日以内)に、IUDの挿入は性交後5日以内にすばやく行う必要があります。
望まない妊娠をしてしまった場合、人工妊娠中絶という選択肢がありますが何より大切なことは、パートナー同士がよく話しあって最善の結論を出すことです。妊娠12週未満とそれ以降では、人工妊娠中絶手術による心やからだへの負担だけでなく、方法や費用も異なってきます。また、妊娠22週以降は処置をうけることができません。早期の妊娠の確認が必要です。
月経が2週間以上遅れている場合や、ふだんより出血量が少なかったり日数が短かったりした場合は、早めに受診しましょう。
すぐに受診できない時には市販の妊娠検査薬を購入し、チェックしてみましょう。