OCについて
-
- 太らない?
- 体重への影響はほとんどありません。昔のタイプと違い、現在使われているOCではそのようなことはありません。
-
- OCをのんだら将来の妊娠に影響はない?
- OCをのんだからといって、妊娠しにくくなることはありません。ほとんどの人は服用中止後3〜4ヵ月以内で月経が回復し、のむ前の状態に戻ります。
-
- OCをのんで体の変化はある?
- OCをのみ始めると、体内のホルモンバランスが今までと違った状態となり、身体がその状態に慣れるまでの1~2ヵ月間は軽い吐き気などの症状を感じることがありますが、通常はのみ続けるうちにおさまります。
OCのマイナートラブル をご覧ください。
-
- OCをのんだら月経はどうなるの?
- きちんとOCをのんでいれば排卵はなくなりますが、毎月定期的に月経のような出血がみられます。出血の量が減る人も少なくありません。
-
- OCをのんでいたら、コンドームは要らないの?
- 避妊という意味ではOCだけで十分な効果がありますが、OCは、HIV感染(エイズ)やクラミジアなどの性感染症(※)を防ぐものではありません。性感染症の予防にはコンドームを使用して血液・粘液・体液などの直接接触をなくすことが重要です。
※性感染症(STD)について
性感染症とは性交によって感染する病気のことです。HIV感染(エイズ)、クラミジア感染症、性器ヘルペスなどがあります。
-
- OCってどんなふうにのめばいいの?
- OCは1日1錠、毎日ほぼ同じ時間に忘れず服用することが重要です。
「OCの服用方法」 をご覧ください。
-
- OCをのみ忘れたらどうなるの?
- のみ忘れたタイミングにより対処が異なります。
「のみ忘れた場合」 をご覧ください。
-
- のみ合わせの悪い薬はあるの?
- OCの避妊効果が弱くなったり、一緒に使用する薬の効果が弱くなったり、強くなったりすることがあります。一緒に使用する薬がある場合には医師や薬剤師に相談してください。
-
- 長い期間、のみ続けていいの?
- 避妊の必要がある限り、服用を続けても問題ありません。
-
- 授乳中にOCをのんでも大丈夫?
- 授乳中の女性はOCを服用できません。母乳の量・質を低下させるだけでなく、母乳を介して赤ちゃんに薬剤が移行することが報告されています。
-
- がんにならない?
- OCの服用によって、子宮頸がんのリスクが少し高くなるといわれています。一方、子宮体がんや卵巣がんのリスクは低下するという報告があります。乳がんに関してはリスクが少し高くなるという報告と、少し低下するという両方の報告があります。
コンドーム
子宮内避妊用具(IUS/IUD)について
-
- IUS/IUDってどんなもの?女性なら誰でも使えるの?
- IUDは、子宮内に、銅イオンを放出するプラスチック製の小さな器具を入れ、受精卵の着床を防ぐ方法です。1回装着すれば、2〜5年間効果が続きます。IUSは、IUDと同じく、子宮内に入れる小さな器具ですが、黄体ホルモンを放出するタイプです。どちらも出産経験のある女性に適しています。
IUS/銅付加IUD をご覧ください。
-
- IUS/IUDって自分でつけられるの?
- 子宮の中に入れなくてはいけないので、自分ではつけられません。婦人科などで医師に挿入してもらう必要があります。
IUS/銅付加IUD をご覧ください。
基礎体温法
-
- 基礎体温法で気を付けることってあるの?
- 朝目覚めてすぐ、体を動かす前の体温を測りましょう。また、寝不足やお酒、風邪などの病気は体温に影響します。その時は基礎体温表の備考欄に記入しておきましょう。いずれにしても、基礎体温法では確実な避妊はできません。むしろ、健康のバロメーターと考えて欲しいのです。
リズム法(基礎体温法など) をご覧ください。
-
- 普通の体温計でいいの?
- 基礎体温の測定には、細かい体温が必要なので、婦人体温計を使いましょう。普通の体温計は1℃が10等分してありますが、婦人体温計は20等分で、1目盛りは0.05℃です。
リズム法(基礎体温法など) をご覧ください。
-
- 夜更かしした日でもOK?
- 5時間以上の睡眠をとった後であればいいですが、それ以下の場合はあてになりません。計れなかった日は、そのまま空欄でもかまいません。
リズム法(基礎体温法など) をご覧ください。